中古車査定の交渉術

中古車買取査定をしてもらうと、「今日決めてもらえば○○万円で買い取ります」と、すぐに決めるよう迫る業者があります。

これは、この車を今すぐにでも買い取りたいという意思表示でもあります。

その勢いに乗って、その場で「ではお願いしま」と言うのは余りオススメできません。

よほど破格の価格でないかぎり、その場で決めてしまうことは避けたほうが賢明です。

急いては事を仕損じるです。売って出来るだけ得するためには、まずは、1日ほど時間をおいて、これまでの査定額を比較するとともに、どこが、一番気持ちよく取引できそうかを考えましょう。

車の売買は、ただ単に最高額を提示した業者を選べば良いと言うものではありません。買い取り価格が格段に高かったのは、この店舗だけだったと言うのであれば話は別ですが、得をしつつも気持ちよく取引するには、業者や買取担当者との相性も重要なのです。

反対に、何件かあたって、この担当者だったら信頼できる、あるいは、魅力的な値段をつけてもらったという車買取業者に出会うことができたなら、冷静に考える時間も必要ではありますが、なるべく時間を空けず、数日のうちに連絡を取りましょう。

車買取業者も商売とはいえ人間ですから、価格だけでなく査定の確かさや人柄を含めて決定したと聞けば、その後の取引も気持ちよく進められることでしょう。

お互いの信頼関係が築かれた後、最後にもうひと粘りダメモトで価格アップをお願いしてみましょう。

たとえ金額は上がらなくても、思わぬ余得があるかもしれませんよ。

 

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