ユーグレナ(ミドリムシ)は栄養の宝庫
ユーグレナとは和名で「ミドリムシ」のことをいい、ミドリムシ綱ミドリムシ目に属する0.05mmほどの単細胞生物で、池や水田などの淡水に生息しています。
生物分類学上の植物としては藻ですが、動物としては原生動物に属する、世界で唯一、植物にも動物にも分類される生物なのです。
この両方に属する理由は、葉緑体があり、光合成を行うことができる植物としての特徴を持ちながら、その一方で、鞭毛運動をする動物的性質をも併せもっているためです。
このミドリムシこそが、現代の栄養不足や世界の食糧危機、さらには環境問題をも解決できる、スーパー生き物として注目され始めているのです。
世界で唯一植物と動物に属するため、ユーグレナは本当に栄養の宝庫なのです。
すなわち、これに含まれている栄養素はなんと50種類以上もあり、とれわけ、ビタミンやミネラル、DHA、また人間が合成できない必須アミノ酸を8種類も含んでおります。
さらには、ユーグレナにしか含まれていないパラミロンなど50種類以上の栄養素も含まれているという研究結果が出ております。凄いですね!!!
しかも、しユーグレナは細胞壁をもたないために、植物のもつ栄養素をほぼ100%に近い状態(93.1%)で吸収することができるのです。