膝の痛みや違和感の原因

高齢者に限らず、若い人も含め、年齢に関わらず、ちょっとした時に膝の痛みや違和感を感じた経験があろうかと思います。

もし、膝に何らかの症状を感じたら、早めの対処が一番です。

長期間膝を酷使してきたため、あるいは、姿勢に癖があるために体重が掛かる部位が偏るなどして、膝に余計な負担が掛かって痛みや違和感を感じる人も多いようです。

病気や生活習慣の中に潜む、膝痛、違和感の原因としては、

■ 変形性膝関節症などの病気によるもの

膝への衝撃を吸収するクッション材である関節軟骨がすり減って傷んでしまったために、日常生活でも、膝に痛みを感じる病気です。

これは、よくある膝の病気の一つで、慢性関節リウマチなどの病気を除くと、多くの膝の痛みの原因となっております。

■ スポーツなどで膝を酷使したことによるもの

膝の痛みを予防するためには、下半身の筋力を強化することが大切です。

スポーツをしていると筋肉が発達していきますが、それも程度の問題で、過度に体を動かし続けると、膝痛のリスクが高まることがあります。

■ O脚・X脚の影響によるもの

腰や骨盤、股関節周りの筋肉バランスが悪く、後天的にO脚やX脚になってしまった場合です。

O脚は膝の内側へ、X脚は膝の外側へ負荷がかかりやすくなり、膝痛へ発展することがあります。

■合わない靴の使用によるもの

サイズの合わない靴や、痛いハイヒールをむしりして履き続けていると、足指の関節に徐々に負荷が掛かり、外反母趾や土踏まずのアーチが下がって偏平足になることもあります。