フリーランスとは

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会によると、フリーランスは「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人」と定義されております。

会社や団体などに所属せず、仕事に応じて自由に契約して、自分の持っているスキルや特技を、個人や企業に提供することで生計を立てている人です。

職種としては、おもにライターやカメラマン、デザイナー、プログラマーなどが多いようです。

同協会によると、2018年時点で副業・兼業を含め1,000万人余りのフリーランスがおり、経済規模にすると20.1兆円とも試算されております。

様々な企業から信用を得て、続々と仕事が舞い込めば大きく稼ぐことが出来ます。

しかし、依頼主である企業との力関係次第で、さまざまな負担を強いられることが多いため、過剰労働で体調やメンタルを壊してしまうおそれと隣り合わせになります。

企業などからの依頼は、一般の会社員が受ける業務命令とは違って「断ることもできる」ため、働き過ぎを誰かのせいにすることはできません。

企業に雇用されていないので、「労働基準法」などの労働法規が適用されません。

このため、「最低賃金」「労働時間」「休日」「有給休暇」「労働災害での補償」など、会社に勤める人を保護する規定からは対象外となります。

ただし、「下請代金支払遅延等防止法(下請法)」の適用によって保護される場合があります。

いずれにしても、フリーランスは独立した事業主として、多くを自己責任で進めなければならないのです。

 

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