フリーランスとして独立する前にやっておくべきこと
■クレジットカード、ローン
これらは、給与所得があるサラリーマンである間に行っておきましょう。
金融機関やローン会社などが審査を行う際、会社や団体に所属しているサラリーマンと、仕事に応じて自由に契約しているフリーランスとでは信頼度が異なります。
例え、年収が同じ、あるいは上であってもサラリーマンは審査に通るのに、フリーランスでは通らなかったり、ローンを受けられる金額が低くなったりすることがあるからです。
■時間を作って自分を磨く
フリーランスは自分のスキルを使って仕事をする人ですから、今持っている技術のさらなる向上や新しいスキルを身に付けるための時間を作って自分を磨きましょう。
空いた時間を使って勉強会などに参加して常に新しい情報を取り入れ、自分のスキルを磨いておくことが大切です。
■人脈を作る
仕事は手数料を払ってエージェントを通じて獲得する方法がありますが、知り合いから話をもらうことも多いのです。
特に、独立したてのときは定期的な受注がないことも多いため、少しでも窓口を増やしておく必要があります。
フリーランスの先輩を頼ったり人材交流会などに参加して人脈を広げることが重要です。
こうした場を通じて紹介された仕事をしっかりとこなすことで、次第に仕事の依頼も増え、人脈も広がっていきます。
■環境を作る
仕事をするにあたっては、インターネット環境は欠かせません。
Googleの各種サービスやChatWork、SNSなどのサービスり使えるようにしておきましょう。
様々なクライアントと仕事をするため、相手が指定したツールやSNSに合わせて連絡、書類、納品物をやりとりする必要があるからです。
また、プライベート用ではなく仕事専用のメールアドレスも用意しておきましょう。
人と会うことが多い場合は仕事用の名刺を作る必要もあります。
自宅の住所や電話番号を記載することに抵抗がある場合は、バーチャルオフィスなどを利用してもいいでしょう。
■役所への届け出
会社を退職してフリーランスになるときに必要な届け出は、健康保険や年金などの保険関係に加え、個人事業主の開業届や青色申告承認申請書といった税務関係があります。