「ライフプラン表」を作ろう
これを作ることによって、将来のお金を簡単に見通すことができるようになります。
■何が起こるか、何がしたいか、人生の出来事を考える
今後、人生に起こりそうな出来事や、将来実現したいことなどを考えてみます。
20代では、結婚や住宅の購入などが考えられます。また、キャリアアップを図るため資格取得の資金が必要になるかもしれません。
30代になると、子供出産や教育費にどれくらいかかるかを考えていく必要があります。
40代は、子供の進学に伴う教育費を本格的に検討しなればなりません。
50代∼60代では、病気などのリスクの備えや老後資金を準備したりする必要がでてきます。
このように、年代によって備えておきたいお金は変わってきますし、場合によっては、保険の見直しも必要になるかもしれません。
まずは、今後何が起こるか、また何をしたいのか、おおまかに書き出していきましょう。
■「ライフプラン表」に自分や家族の年齢を書き入れる
書き出した出来事と、そのために必要になるおおよそのお金を、時間軸にそって一覧表にして「ライフプラン表」を作ります。
年表に従って、自分や家族の年齢を書き入れて一覧表にしていきます。
■「ライフプラン表」にイベントを書き入る
「ライフイベント」(出来事)と、そのために必要になるおおよその金額を、該当する年に記入していきます。
年ごとに必要なお金を合計すると、その時の貯蓄で賄えそうか、そうでないかがわかります。
特に、教育費などは、必要になる時期と大体の出費額がわかるので、「ライフプラン表」で考えておくことはとても有効です。
お金が足りなくなりそうな時期があったら、それを見越してパートに出るなど、具体的な対策を立てることができるからです。
将来、何が起こるかは誰もわかりません。
しかし、「ライフプラン表」を作ることでイベントとお金のことが「見える化」されることによって、今後の見通しが立ち、漠然とした将来への不安がある程度和らぐことが期待できます。