痛みの慢性化と悪循環

「急性の痛み」は、急に痛くなり、短期間でおさまる痛みです。

これは、その原因となるケガや病気が治れば消えていくものです。

しかし、痛みが生じたときに適切な治療をすることなくそのまま放置しておくと、痛みが別の痛みを引き起こし、「慢性の痛み」に変わってしまう場合もあります。

1∼3ヵ月以上と長く続く痛みは「慢性の痛み」といわれます。

痛みは、交感神経の緊張と運動神経を興奮させ、血管の収縮や筋肉の緊張を引き起こし、その結果として、血行が悪くなり、痛みを起こす物質の発生につながります。

通常は、痛みが生じても、交感神経の反応はすぐにおさまり、血行が改善されて、痛みが鎮まります。

しかし、痛みが長引くと血行の悪い状態が続いて、痛みを起こす物質が多く発生するようになります。

この、痛みを起こす物質は血管を収縮させるため、更に血行を悪化させ、益々、痛みを起こす物質が発生するという悪循環を引き起こしていきます。

また、痛みが慢性化すると、例え、痛みを引き起こした原因がなくなっても、痛みを取り去ることが困難になります。

そして、痛みが続くことによって、痛みにばかり注意が向きがちとなり、それに伴って、不眠や不安や恐怖からうつ状態に発展し、益々、痛みにとらわれて症状が重くなるという悪循環に陥ることもあります。

このため、痛みは慢性化する前に、適切な治療を行って早期に原因を取り除くことが大切です。

そのためには、無理な我慢をすることなく、早めに医療機関を受診して、痛みの悪循環を断つことが大切です。

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