筋トレの効果

筋トレを行っている最中は、体脂肪をほとんど燃やしてくれませんが、身体に刺激を与えたことによって身体の代謝を上げることが出来ます。

筋肉が沢山ついてからでないと、筋トレをやっても代謝は上がらないと考えている方も多いかもしれませんが、実は、筋トレを行った直後は、筋肉がついた、つかないに関係なく、すぐに代謝は上がるのです。

そして、この筋トレ後の代謝が高まっている状態は、48時間は続くという報告も出ています。

つまり、筋トレの次日は、家で何もせずにいようが、買い物に出かけようが、筋トレを前日にしていない時よりも、多くのカロリーを燃焼してくれると言うことです。

しかも、筋トレ後は、代謝が高い状態が続くだけでなく、その代謝の中での脂肪の使われる率も、高くなるということがわかっています。

通常は、脂肪と糖がエネルギーとして使われる割合は5:5ですが、それが4:6、あるいは7:3と、脂肪が使われる割合が増えるというのです。

さらに、筋トレを行うと、自律神経の交感神経が活発になり、副腎からアドレナリンが分泌されます。

このアドレナリンが分泌されることによって、筋トレ後に代謝が上がるのですが、同時に、アドレナリンは体脂肪を分解する役割も持っているため、体脂肪が使われる割合を増やす役割もするのです。

そして、アドレナリンの分泌から少し遅れて、脳の下垂体から成長ホルモンが分泌されて血中に放出されますが、この成長ホルモンは、脂肪を分解する最も強力なホルモンとも言われています。

 

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