吠える
無暗に吠える犬に対して、飼い主が静かにするようにといくら叫んでも、犬には逆効果です。
すなわち、犬は飼い主も一緒に楽しんで吠えているものと勘違いをしているからなのです。
このため、吠える犬に対しては、まず吠えるように命令して、次にも静かにするように命令するというトレーニングを何度か行うことか必要になります。
このトレーニングでは、犬が吠えていたら、ほめてあげて「スピーク(話す)」などの命令を言い、ごほうびをあげます。
これを遊びの感覚でやってみてください。
もし、犬が理解できないようなら、犬に向 かって吠えてみましょう。
しばらく吠え続けさせて、突然「静かに!」と言い、指をあなたの口元に当てます。
これで犬を十分に驚かすことができれば、犬は吠えるのをやめるでしょう。
このトレーニングでは、飼い主は心をこめてワンちゃんをほめてあげ、ごほうびを与えることが大切です。
トレーニングを何度も続けると、そのうち犬は「静かに!」の意味を理解することでしょう。