バイクの査定ポイント
バイクを高く売るためには、査定士がどのようなポイントをチェックしているのかを把握しておきましょう。
■エンジンのコンディション
バイクの不動、アイドリング不安定、異音や異臭があると減額の対象になります。
たとえ走行距離が少なくても、メンテナンス不足で状態が悪いと査定額は下がります。
エンジンの手入れは定期的にオイル交換を行い、負担をかけない走行を心がけましょう。
また、乗らない場合でも週に1回はエンジンをかけて、ガソリンの劣化やキャブ詰まりを防ぎましょう。
■ボディに目立つ傷やへこみはないか
バイクの転倒や立ちゴケによる傷やへこみは、大幅な減額の原因になります。
日頃からワックスがけや洗車を行い、メッキ部分は市販のパーツクリーナーで定期的に磨くなどして輝きを保ちましょう。
ただし、錆取りは素人が行うとメッキ層を剥がしてしまい、かえって減額につながる可能性があるため注意しましょう。
■足回りの各部の確認
足回りは、フロント・リアのサスペンション、ホイール、タイヤで、走行距離と共に劣化するためバイクの寿命に影響します。
サスペンションの劣化やタイヤの摩耗が進んでいると減額の対象になります。
■フレームの曲がりやゆがみ
バイクはフレームを基準に査定されます。
このため、エンジンが良くてもフレームが曲がっていると買取金額が大きく下がってしまいます。
通常の走行だけでは歪むことは少ないですが、事故を起こすとそのリスクが高まります。
また、カスタムバイクでフレームを加工した場合も減額されることがあります。