ネットワークエンジニアの仕事
ネットワークエンジニアは、コンピューターネットワークの構築・保守・管理を行う技術者です。
その仕事は、ネットワークの設計、要件定義、構築、保守・監視、運用など多岐にわたります。
■ネットワークの設計
クライアントがどのようなシステムを求めているかをヒアリングし、要件をまとめて設計します。
要件に応じて、ネットワークの構成や使用するネットワーク機器の種類・数、使用する回線などを決めていきます。
合わせて、回線費用といったネットワークの維持コストや構築までのスケジュールもおこないます。
■ネットワークの構築
スケジュールに基づきネットワーク機器を設置し設定していきます。
必要な時間は構築するネットワークの規模によりますが、多くの拠点を結ぶ大規模なネットワーク構築の場合は、数ヵ月かかる場合もあります。構築後はテストを行い、運用開始となります。
■ネットワークの運用
ネットワークシステムは一度構築すれば終わりではありません。
機器の設定変更や構成変更などを行う必要がありますし、立ち上げたネットワークを修正して運用を円滑に行います。
■ネットワークの保守
ネットワークシステムにおいても故障やトラブルは発生します。
トラブルの原因を突き止め、必要に応じて機器の交換などを行って、円滑なネットワークを維持するのも重要な仕事です。