フリーランスのリスクに備える保険
健康保険は健康に関するリスクに備えるためでが、フリーランスは仕事に関わるリスクにも備える必要があります。
企業などの組織に属していれば、たとえば業務中の事故や情報漏えい、著作権侵害、納期の遅延などによる損害賠償は組織全体の問題として対処できますが、フリーランスの場合は個人で対応しなければいけません。
例えば、納品物にミスがあって取引先に迷惑をかけてしまった、仕事で使っていたパソコンがウイルス感染したことで、情報漏洩してしまった。
など、万が一のことが起こってしまうと、企業に比べて賠償資金力が低いフリーランスにとっては大きなリスクを背負うことになります。
もし、莫大な賠償金が発生しても対処が難しく、また、フリーランスには傷病手当や失業手当もありません。
企業側としても、こういったリスクを考慮してフリーランスへの発注をためらうこともあるようです。
そこで、フリーランスのさまざまなリスクに対する民間の保険サービスが登場しています。
■フリーナンス
GMOがフリーランス向けに運営する請求書買取サービスで、業務過誤や事故を補償する保険サービスが付帯しております。
■フリーランス協会のベネフィットプラン
フリーランスや個人事業主を対象とした協会です。
一般会員として登録すると、フリーランス向けの様々なサービスを割引価格で利用できるだけではなく、損害賠償責任補償が自動付帯されます。
年会費は10,000円で、経費として計上も可能で、特に、IT系・クリエイター系のフリーランスにおすすめのサービスです。