水素の体内での働き
水素は宇宙で最初に発生した宇宙一小さい物質で、極小サイズであることから、ペットボトルなどの容器は簡単に通り抜けて空気中へ逃げてしまいます。
このため、水素水を利用する場合、水素が容器から抜け出してほぼ水の状態になっている可能性があります。
これに対して、水素サプリメントは基材に水素を吸着させて水素を保持し、体内へ入ることで、体内の水と反応して水素を発生させるというものです。
この水素を吸着させる基材には様々な種類が存在しておりますが、最も適しているのは、精製岩塩で、一番多くの水素を発生させることができます。
水素の体内での働きについては、体内にはおよそ60兆の細胞が存在すると言われていますが、水素はそのすべての細胞に対して、細胞を活性化させる働きをします。
すなわち、細胞内にあるミトコンドリアと呼ばれる活性酸素を生産する物質に働きかけて、活性酸素の中でも特に身体を老化させるなど有害な悪玉活性酸素と結合して、悪玉活性酸素を水へと変換します。
なお、水素サプリメントは水素水よりもより手軽に水素が摂取できる反面、水素以外の成分が含まれているため、持病や薬を常用している場合は、医師と相談の上で服用することが大切です。
特に、ミネラルの過剰摂取は下痢を誘発したり、腎機能へ影響を与えたりすることがありますので、水素サプリメントは向く人、向かない人が分かれると言えるでしょう。