目的食のドックフードとは
主食や間食の両方に当てはまらないドックフードを目的食のドックフードと言います。
これは、特定の栄養を調節したり、カロリー補強してあるもので、一般食、副食、カロリー補給食、栄養補完食、特別療法食などと表示されております。
その用途は、肝臓が弱っている、与えられる栄養が限られている、消化に負担がかからない栄養を与えたい、食事を手作りしているため栄養の過不足を補いたい、高齢になってきた愛犬に、骨と関節に配慮した栄養を与えたい時など、特定の目的を達成するために与えます。
その他、腎臓や心臓が弱っている時には、腎臓や心臓に大切な必須アミノ酸を含むものを与えたり、消化吸収に良いとされる内臓に負担をかけない高品質な栄養を選んで与えたり、たんぱく質、ナトリウム、リンを制限しながら高品質な栄養を与えたりと、愛犬の体調に合わせたものを選んで与えることが出来ます。
なお、目的食のドックフードは、人間の食事で言えばオカズのようなものですので、そればかり与えてしまうと栄養が偏ってしまうため、総合栄養食と一緒に与えることが大切です。