犬のトリミングの必要性

犬のトリミングと聞くと、犬の見た目を整える美容的なイメージを抱くかもしれません。

しかし、トリミングには、犬の衛生面を整えたり、ケガから守るという側面も持ち合わせております。

トリミングを行うことによって、犬の体の衛生を保つことにもつながるからです。

口元の毛が長くなりすぎると食べカスなどが付きやすくなるため、必然的にニオイが発生しやすくなります。

下半身まわりの毛が長すぎると排泄時に便や尿がついてしまって不衛生です。

また、被毛が長いとノミやダニも繁殖しやすくなります。

こうした不衛生な状態になると、皮膚病や皮膚炎など違ったリスクを引き起こす可能性にもつながります。

さらに、毛が長すぎることによって、足裏のストッパーが利かずに転倒したり、関節に負担がかかったりする危険性もあります。

顔の毛が長すぎると、目が毛でふさがれていまい、何かに衝突する可能性も高くなります。

夏場には、被毛が長いことによって熱中症も懸念されるようになります。

ニオイ、健康、様々な危険な事態を未然に防止するためにも、トリミングは大きな役割を果たすのです。