犬の臭いの原因と減らす方法

犬の臭いの原因は、主として体臭と口臭、糞尿のアンモニア臭です。

犬特有の体臭は、「アポクリン腺」から出る汗が空気に触れて酸化して雑菌が繁殖することで発生します。

犬の体が大きいほどアポクリン腺の数も多くなるため、小型犬よりも大型犬の方が臭いやすいといえます。

また、犬の臭いは家や衣類などにも付着します。

犬を清潔に保っていても室内や衣類が臭うのは、犬の体臭やよだれ、足についたおしっこよごれなどがソファーやカーペット、毛布に蓄積されているためです。

こうした臭いを減らすためには、

■月に1〜2回シャンプーする

犬の皮脂汚れを放置しておくと酸化したり雑菌が繁殖したりして臭いの原因となります。

このため、冬の乾燥している時期は3〜4週間に1回、梅雨など湿気の多い時期は2〜3週間に1回程度シャンプーをしましょう。

よくすすいでからしっかりとドライヤーで乾かしましょう。

■ペット用ウェットシートで拭く

フレンチ・ブルドッグやパグのように顔にシワが多い犬種は、シワの間に皮脂汚れが蓄積しやすいため、ペット用のウェットティッシュや綿棒を使って掃除をしましょう。

食後や散歩の後は軽い掃除でもOKですが、雨の日の散歩後はとくに念入りに拭くようにしましょう。

■頻繁にブラッシングする

ブラッシングによって臭いの原因となる汚れを除去することができます。

定期的なブラッシングは、皮膚の血行が促進され皮脂の分泌量が安定するだけでなく、被毛の生え変わりが促進され毛並みが整うといったメリットもあります。

■毎日歯磨きする

犬は臭いの原因となる歯垢・歯石がつきやすく、食後数時間で歯垢になり、約1週間で歯石となってしまうため、毎日のケアが必要です。

■耳の臭いは自分で掃除せずに受診

犬の耳はデリケートなので綿棒やコットンで掃除をすると皮膚を傷つけてしまう可能性があります。犬の耳が臭うようなら獣医師に診てもらうようにしましょう。

■服を着せる

定期的にシャンプーやブラッシングをするのが難しい犬やお風呂が苦手な犬には、服を着せることで多少臭いを軽減できます。

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