生命保険の目的と役割

民間の生命保険は、保険契約者全員で保険料を出し合うことで、病気やケガ・死亡等でお金が必要になった人が、給付金や保険金を受取ることができる「相互扶助」の仕組みで成り立っています。

病気やケガで入院すると、仕事が出来なくなって収入が減少したり、家事や育児ができなくなって家事代行サービスの利用を余儀なくしたりするかもしれません。

そんな時に、給付金や保険金を受取ることができれば、お金の心配をすることなく病気やケガの治療に専念することができます。

また、世帯主に万が一のことがあった場合、必然的に世帯の収入は減少してしまいますが、遺された家族は生命保険の保険金を受取ることによって、生活を維持していくことができます。

このように、生命保険に加入することによって、病気やケガでの入院、あるいは、万が一のことがあった場合の経済的な負担を軽くすることがきます。

このため、日本では約80%の人が生命保険に加入して、病気やケガのリスク、介護・長寿のリスクや死亡のリスクに備えております。

これによって初めて、日々の暮らしを安心して送るための保障を準備することができるのです。