損害保険の特徴

生命保険の死亡保険は、どんな人でも必ずいつか亡くなりますから、これは偶然のリスクに備える保険ではありません。

そして、保険金の支払いは死亡した場合に、一定の金額が支払われます。

一方、損害保険は、偶然のリスクによって生じた損害をカバーするための保険です。

偶然のリスクとは、起こるかもしれないし、起こらないかもしれない危険のことです。

火災保険、自動車保険、賠償責任保険、海上保険など一定の偶然な事故によって生ずることのある損害をてん補することを約し、保険料を納める保険です。

自然災害、ケガ、盗難、損害賠償責任など、リスクに応じて必要な損害保険も変わってくるため、想定されるリスクに対して最適でしかも過不足のない保険を掛けることがとても大切です。

例えば、交通事故は年間50万件近く発生していますが、一生事故を起こさない人もいます。

このため、損害保険は、交通事故を起こしたらいくらではなく、交通事故で発生した実損額を支払うという「実損払方式」が中心となっています。

 

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