運動でひざ痛を予防・改善する

適度な運動で筋肉をつけるとともに、筋肉や腱の柔軟性を高めることによって、膝への負担を軽減させて、膝の痛みを和らげることができます。

また、適度に運動をすることによって、コラーゲンの産生が促進されたり、関節軟骨に栄養成分(関節液)が行きわたりやすくなったりすることも分かっています。

このため、日頃から無理なく歩ける程度の軽いウォーキングや、筋肉の柔軟性を高めるストレッチ体操を行うことが大切です。

そのためには、痛点ストレッチで局所的な柔軟性を取り戻しましょう。

これは、膝周囲の押して痛む部分を両手の親指であえて押すストレッチです。

膝の力を抜き、軽い痛みとともに気持ちよさも感じる程度の力で5秒ほど押し、これを繰り返します。

これにより、局所的に柔軟性を取り戻し、痛みの改善につながります。

こまめに行うことにより、痛みが取れることが多いです。

また、膝蓋骨(しつがいこつ)の周囲はとくに硬くなりやすいので、指で押したときに痛い部分を動かすと有効です。

ただし、膝が腫れて熱がある場合や、痛みが非常に強い場合には、強い炎症が起きている可能性があるため、専門の医療機関を受診しましょう。

 

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