ソイプロテインのメリット
ソイプロテインは大豆を原料にした植物性のプロテインで、大豆に含まれている油脂などを取り除き、残ったタンパク質を粉末状に加工したものです。
また、加工した大豆のタンパク質にビタミンやミネラルを配合したものが数多く販売されております。
■コレステロールを下げる
大豆たんぱく質にはコレステロールが含まれていないだけでなく、コレステロールを正常値に近づける効果があります。
食事から摂った余分なコレステロールを、大豆たんぱく質が身体の外に排出してくれるのです。
■ダイエット
大豆たんぱく質の主成分の1つである「β―コングリシニン」には、中性脂肪や内臓脂肪を低減させる効果があります。
また、大豆たんぱく質は動物性たんぱく質よりも消化が遅いため、満腹感が長時間持続するため、ダイエットを続けやすくなります。
■女性の悩みを軽減
ホルモンバランスの乱れによって引き起こされる身体的・精神的な不調は、女性ホルモンの分泌量が低下して起こると言われています。
ソイプロテインには女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンが入っており、肌のハリを保つ効果が期待できます。
また、イソフラボンには抗酸化作用があり、老化の進行を遅らせたり髪質を健康的に整えてくれる効果もあります。
さらに、イソフラボンやサポニンがホルモンバランスを整えてくれるので、生理不順やPMSなどの改善、更年期障害といった女性の身体の悩みにも効果があるといわれています。
■筋力維持
筋肉はエネルギーが必要なとき、糖質を原料とするグルコースを分解してエネルギーを得ています。
大豆たんぱく質は、グルコースの取り込みを促進する作用があり、筋力維持をサポートして、筋トレの効果を最大化してくれることが期待できます。
摂取は、トレーニング後だけでなく、朝食などトレーニング前の食事もおすすめです。
また、翌日のトレーニングの準備として就寝前の利用にも向いています。
■重大な疾患のリスクを軽減
大豆たんぱく質は糖尿病発症のリスクを減らしたり、心血管疾患のリスクを減らすなどといった調査結果もあります。
豆類摂取量の目標値は1日100g以上とされているので、不足している分をソイプロテインで補うことで健康維持にも役立ちます。
■牛乳などでお腹を下しやすい人にも良い
牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなる人がいますが、これは、牛乳に含まれている乳糖が原因といわれております。
これは、乳糖を分解する酵素を持っていないためですが、こうした症状のある人は、「乳糖不耐症」の可能性が高いと思われます。
しかし、ソイプロテインには乳糖が含まれていないため、牛乳でお腹の調子が悪くなってしてしまう人も安心して飲むことができます。