ソイプロテインのデメリット

美容や健康に嬉しい効果があるソイプロテインですが、デメリットもあります。

■筋力アップには不向き

植物性たんぱく質であるソイプロテインには、アミノ酸の保有量があまり多くないため、筋肉量をアップさせるには向きません。

プロテインで筋力アップをしたい場合は、吸収が速い動物性プロテインを摂取するのがおすすめです。

■摂りすぎは健康に悪影響の可能性も

豆科植物はアンチニュートリエント(反栄養素)と呼ばれるファイトケミカルを含んでおりますが、大豆は他の豆類よりもその量が多く含まれております。

アンチニュートリエントは、たんぱく質の消化能力の低下、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などの重要なミネラルの吸収率の低下を招くといった有害な働きをします。

そのため、過剰に摂取すると、胃腸が弱ったり、血が薄くなったり、自然治癒力が低下するなどの症状や、冷え性、スタミナ低下につながる可能性もあります。

■消化されるまでに時間がかかる

ダイエットにはゆっくりと吸収されることが有効ですが、胃腸が弱っている時などには少し負担が大きいかもしれません。

また、筋肉の修復に時間がかかることにもつながりますので、即効性を期待する場合はホエイプロテインが有効です。

■粉っぽさや独特の風味が苦手な人も

パウダータイプのソイプロテインは水に溶けにくいため、ダマになりやすく粉っぽさが残ることもあります。

大豆タンパク質を酵素(プロテアーゼ)などで処理することにより苦味成分が生成されます。

このため、牛乳のタンパク質から作られるプロテインよりも独特の風味があり、これが苦手な人もいます。

 

サイトマップ