ペットフードの種類(ライフステージ別)
犬や猫のフードは、成長段階に合わせて選ぶ必要があります。
■生後4週齢前後まで
妊娠期・授乳期用フードを与えます。いわゆる代用乳です。
犬・猫の母乳の成分をもとにした粉ミルクや液状のミルクです。
■生後8週齢前後まで
幼時期用フードを与えます。いわゆる離乳食です。
この時期には、いきなり粒状のペットフードを与えるのではなく、フレーク状や粉末状のものをペーストにしたものやウェットタイプにした、食べやすく、消化吸収の良いものを与えて慣らしていきます。
■1歳(大型犬までは1歳半、超小型犬では10ヶ月齢)まで
成長期用フードを与えます。幼犬・幼猫食成長期またグロースと表示され、発育に必要なビタミン、ミネラルとアミノ酸などが強化され、十分なタンパクや脂質などが摂取できるように設計された栄養総合食です。
■1歳から6∼8歳前後まで(個体ごとで異なる)
維持期フードを与えます。
これは、成犬・成猫食、成犬・成猫用などと表示され、様々なタイプのフードが存在しています。
■6∼8歳以降
高齢犬・高齢猫食を与えます。
運動量や代謝が低下するため、低脂肪・低カロリーで、各機能の低下に配慮して配合比率を調整したものや、補完のために、機能性原料を各種加えたものなど各種あります。