与えてはいけない食材と盗み食いや誤食時の対処法
犬が食べると危険な食材の管理には特に注意が必要です。
食べ慣れない食材は、胃腸炎や急性膵炎の原因にもなります。
玉ねぎ、ネギ、ニラ、ニンニクなどねぎ類の野菜、チョコレート、ブドウ、レーズンは中毒症状を起こします。
鶏の骨やペット用のおやつとして売られていることもある「ひづめ」は、割れて尖った部分が消化管を傷つける可能性があります。
家族で食べる人用に味付けされた料理は、犬にとっては塩分や油分、糖分が必要量より多い場合がほとんどです。
このため、健康を害する恐れがあるので、家族用の料理を犬に与えるのはやめましょう。
食べてはいけない食材を食べてしまった場合は、無理やり吐かせるのは誤嚥して窒息する恐れや噛まれてケガをする恐れがあるので行わないでください。
少量でも中毒を起こす場合があるので、動物病院を受診しましょう。
「いつごろ」、「何を」、「どれくらい食べたのか」を分かるようにし、チョコレートやキシリトールガムは、包み紙やパッケージの成分表を持っていきましょう。