ペットフードの添加物と酸化防止剤

ペットフードには、ペットの健康維持・増進のために、一定の栄養を安定的に摂取できるよう工夫されております。

ペットフードに使用される原材料は、元々は自然・天然由来のものなので、そのままの状態では含まれる栄養素の量にバラツキが生じてしまいます。

そこで、ペットフード中の栄養素を一定に保つために、各種栄養添加物を使用します。

その種類は、ビタミン、ミネラルやアミノ酸などの栄養添加物の他、ペットフードの品質を一定に保つための品質保持の添加物や、ペットの食欲を増進させるフレーバーなどの嗜好増進の添加物等があります。

これら添加物は、食品や飼料に使用が許可されたもので、人間だけでなく、動物の健康を損なわないことを確認する安全性試験が実施され、なおかつ、過去の使用実績等から安全であることが立証されているものです。

また、ペットフードには、エネルギー源として油脂成分が多く含まれていますが、この油脂は時間がたつに従い酸化や劣化が進みます。

そうすると、ペットフードの嗜好性が低下し、健康にも悪い影響を及ぼすだけでなく、含まれているビタミン類の有効性が薄れて、栄養バランスの維持が困難になる場合があります。

そのため、流通過程や保存期間中における酸化をゆるやかにし、製造されたときの品質を保つために酸化防止剤が使用されております。

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