「健康寿命延伸プラン」とは?

厚生労働省は2000年、「健康日本21」で健康寿命の延伸を目標に掲げ、その後2019年には、2040年までに男女とも健康寿命を3年以上延伸し、75歳以上となる目標を定めました。

さらに、健康寿命延伸のための施策として、2025年までの具体的な工程表を発表しました。

それが、「健康寿命延伸プラン」で、主要事項は次の3本柱から成っております。

■次世代を含めた全ての人の健やかな生活習慣形成

子育て世代や女性の健康づくりなど、高齢者のみならず次世代の人も対象にしたプランで、食環境づくりや、子育て世代包括支援センター設置促進などが盛り込まれています。

■疾病予防、重症化予防

健診・検診受診勧奨、生活保護受給者への健康管理支援事業、歯周病対策の強化など、健康面や病気の予防に着目した計画です。

■介護予防、フレイル対策、認知症予防

高齢者を対象に、「通いの場」の更なる拡充や、保険事業と介護予防の一体的な実施などをしていく計画です。

特に重要視しているのが「通いの場」の拡充で、高齢者が気軽に運動や社会参加できるような場の充実化を目標としています。

 

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